世には多くのアクセサリーがありますが、アクセサリーの華やかさとしては、やはりネックレスが代表的です。
ネックレスと一口に言ってもデザインや材料などはさまざまあり、どんなものに価値を感じるかも人それぞれです
そんなネックレスを美しく作り上げるブランドとして、今回はカルティエを取り上げます。
今回は、カルティエとはどんなブランドなのか、カルティエのネックレスの買取価格や高く買い取ってもらうコツについてご紹介します。
□カルティエとはどんなブランド?
カルティエは、宝飾メゾンとしての知名度のみならず、優れた時計を数多く世に送り出す時計メーカーとしても名高いブランドです。
ブランド名を聞いたことがあったり、カルティエのアクセサリーに憧れを抱いたりする方もいらっしゃるでしょう。
そのはじまりはどんなものなのでしょうか。
*カルティエのはじまり
カルティエは、1847年にルイ=フランソワ・カルティエが創業した高級宝飾メゾンです。
フランスで開かれた宝飾メゾンは、1853年にはパリに進出し、ジュエリーブティックを開いて、さらにその6年後にはフランスの皇后ウジェニーを顧客としました。
そうして発展していったカルティエは、孫であり3代目でもあるルイ・カルティエの時代になると、世界的なジュエラーとまで言われるようになりました。
*カルティエの商品
カルティエは世界五大ジュエラーとして数えられる宝飾メゾンですが、その商品はジュエリーだけではありません。
カルティエが他のジュエリーブランドに比べて一線を画しているのは、メンズコレクションを揃えている点にあります。
シガレットケースやライターなどの豊富なメンズコレクションは、ジュエリーブランドにおいてなかなか見られないものであり、カルティエならではの品揃えとなっています。
□カルティエのネックレスの買取価格はどれくらい?
ネックレスを売却するのなら、買取価格は少しでも高い方が嬉しいですよね。
ここでは、カルティエのネックレスで買取価格が高くなりやすい条件をいくつかご紹介します。
1.宝石や貴金属が付いている
金の買取価格をご存じでしょうか。
グラムあたりで毎日価格の変わる時価は、値段が下がったと騒がれてもある程度高いものばかりです。
そのため、金が素材として使われているネックレスは高価になりやすいです。
どんなものであれ状態が良ければ、素材そのものの買取価格を下回ることは滅多にありません。
ダイヤモンドをはじめとした宝石も同様です。
宝石単体としての価値が高いネックレスであれば、買取価格はその宝石単体の価値を上回るケースが大半です。
2.状態やデザイン性の高さ
市場で出回る価値には、貴金属のように原材料に価値があるもののほか、多くの方が欲しがるものも価値が高まりやすいです。
そのような意味で狙いたいのが、人気の高いデザインです。
もの自体の価値として、ネックレスを買取商品とする以上、需要を考えなければなりません。
その点、デザインが素敵で多くの方が欲しがるネックレスであれば需要が高く、売却後の販売においても比較的高値で売れます。
デザインの良さは、高価買取につながりやすくなるのです。
□ネックレスの買取価格を少しでも上げるためのコツ
カルティエには「トリニティ ドゥ カルティエ」や「LOVE」などをはじめとした定番のネックレスが多数存在します。
手に取りやすいものから特別感の強いものまで幅広いラインアップとなっており、その買取価格を一口で断言することは難しいです。
せっかくネックレスを売るなら、できるだけ高く買い取ってもらいたいですよね。
ここでは、買取価格が上がりやすくなるコツをご紹介します。
*ダイヤネックレスは高価になりやすい
ダイヤモンドをあしらったネックレスの買取価格は、高価になりやすい傾向にあります。
ダイヤモンドの品質にもよりますが、先程ご紹介したように、原材料の価値が高いと買取価格も高値になりやすいのです。
ただし、ネックレス自体の状態も考える必要があります。
破損して状態が劣化したり、放置して手入れを手抜きしたりすれば、どんどんその価値は落ちていきます。
汚さないように気を付けたり、定期的に手入れしたりして、価値を維持することを意識しましょう。
*使用感が少なければ少ないほど高価になりやすい
ネックレスの使用感が少なければ少ないほど、高価買取を期待できます。
買取相場は以下の通りです。
・未使用品:定価の約2~4割
・中古美品:定価の約2~3割
・中古品:定価の約1~2割
ネックレスの人気度や、使われている宝石などによって買取相場は異なります。
ご紹介した相場はあくまで目安であるため、きれいな状態でネックレスを維持して、できるだけ高く買い取ってもらいましょう。
□まとめ
ネックレスの価値には多くの基準があり、カルティエであればどんなものでも価値が高いとは断言できません。
需要が高くても供給が多ければ買取価格は下がりますし、もともとの価値が高くても、その後の手入れをはじめとした扱い方によっても、価値が下がっていく可能性があるからです。
価値の高さを買取価格の高さとして読み替えるならば、日々の丁寧な扱いのほか、購入時の入念な下調べも必要となるでしょう。