ロレックスは、価値が高く多くの人々が求める時計を多く作り上げるブランドです。
多くの時計を販売し、そのどれもが高い評価を得るロレックスでは、おすすめの時計はどれか、と尋ねるのは難しい質問になります。
今回はロレックスの時計であるデイトナについて、素材の種類やデイトナコンビがおすすめの理由をご紹介します。

□デイトナって一体何？

デイトナとは、ロレックスで唯一ストップウォッチ機能の付いた腕時計です。

積算計の丸が3つあるデザインがデイトナの象徴であり、見る人が見れば一目で分かる時計となっています。
登場は1960年代の前半ですが、1970年代には完全防水の時計へと進化しています。
デザイン性や資産価値、需要の高さなどから高価買取の狙いやすい時計のひとつであり、常に人気の高い時計です。

＊デイトナの機能性

ストップウォッチ機能のあるデイトナは、通常の腕時計として使うほか、ストップウォッチとして、あるいはタキメーターとしても使用できます。
もともとデイトナはスポーツマンが使うことを想定して作られた時計のため、ストップウォッチとして時間を測りながらスポーツするのであれば、大変おすすめです。

＊デイトナの歴史

スポーツマンの使用を想定されているデイトナですが、そのはじまりをご存じでしょうか。

デイトナのはじまりは、プロのカーレーサーの、「経過時間を測りながらタキメーターで走っている平均速度も測りたい」というニーズに応えて開発されたことです。
このデイトナの名前も、カーレーサーの聖地として名を馳せる土地である、アメリカのフロリダ州にあるデイトナから名付けられたものです。

□デイトナの種類

デイトナにも多くの種類があり、さまざまな違いがあります。
ここでは、デイトナの素材の種類をご紹介します。

1.ステンレススチール

ステンレススチールは、最も身近な素材と言われます。

デイトナが黎明期とされていたころから使われていた素材であり、現行モデルには最高級と名高いオイスタースチールを使用しています。
なかには需要に対して供給が足りておらず、定価の約2倍で並行輸入商品が流通しているケースもあります。

2.イエローゴールド

ステンレススチールと同じく、デイトナが黎明期とされていたころから使われていた素材です。
型番末尾で見分けられる素材であり、イエローゴールドには8の型番末尾が割り振られています。
ホワイトゴールドやエバーローズゴールドに比べれば、お求めになりやすい価格のものが多く展開されていますが、その高級感溢れるラグジュアリーさは、決して他に引けを取るものではありません。

3.ロレゾール

先程ご紹介したステンレススチールとイエローゴールドを合わせたコンビモデルを、ロレックスにおいてロレゾールと呼びます。
ロレゾールに割り振られた型番末尾は3です。

比較的最近流通し始めたものであり、登場したのはデイトナにおいて最初の自動巻き時計のエル・プリメロからです。
バランスの良い素材であり、程よい価格と高級感が魅力です。
需要と供給のバランスも安定しており、市場としては落ち着いた商品になりやすい素材です。

□買取も考えて購入するならデイトナコンビがおすすめ！

ロレックスで狙い目と言われる時計の一つにデイトナコンビがあります。
ここでは、デイトナコンビが狙い目とされる理由をご説明します。

＊価格がまだ上がり続けているから

大抵の商品は買取価格が上がった後、需要が止まれば価格が下がっていきます。
その買取価格の流れは自然なものであり、抗えるものではありません。

しかし、デイトナコンビの買取価格はまだ右肩下がりとは言えない状況です。
買取相場は常に動き続けていますが、デイトナコンビの買取価格は比較的落ち着き始めているものの、まだ狙い目と呼べる状態です。

＊耐久性やメンテナンス性が高いから

デイトナコンビの性能は、他のスポーツロレックスと大差ありません。
高価なモデルの扱いが難しいブランドも多い中、ロレックスのデイトナコンビはスポーツロレックスと同じ扱いで良いということです。

ロレックスの性能の高さは多くの方が知るところです。
その性能の高さの理由は、耐久性及びメンテナンス性の高さにあります。
耐久性が高いため日常生活で使い続けても高性能を陰らせることなく、メンテナンス性が高いため調整が行いやすく、長い間使い続けられる時計になります。

ロレックスは時計ブランドですが、その指向性は実用方面にも向いています。
量産の面においても優れていたため、メンテナンスの心得やノウハウが比較的よく知られています。
世間一般によく知られているからこそ、デイトナコンビの性能が落ちることなく、長く使い続けられます。

□まとめ

デイトナは時計に求められる資産価値の面でも、日常使いする実用性の面でも素晴らしい時計です。
また、その価格やブランドは時計を持つことによるステータスの価値も十分に発揮します。
そのため、どんな用途で時計を求める方にもおすすめできる、万能な時計の一つです。