世界5大ジュエラーの一角、ハリーウィンストン。
ダイヤモンドを思い浮かべる方も多いこのブランドはキング・オブ・ダイヤモンド、スターたちのジュエラーとも名高いジュエラーです。
世の人々を魅了してやまないハリーウィンストン。
その魅力はどこにあるのでしょうか。
□ハリーウィンストンとはどんなブランド?
*ハリーウィンストンの歴史
ハリーウィンストンは創業者、ハリー・ウィンストンの名から名付けられました。
ハリー・ウィンストンは1896年、宝石店を経営していた父親の元に生まれます。
その影響で小さい頃から宝石に触れていたハリー・ウィンストンは父親の元で学び、知識と経験を積み上げていきました。
ハリー・ウィンストンが13歳のときに一家はロサンゼルスに移住しますが、父親の元で学んでいたハリー・ウィンストンは数年後にニューヨークへ。
24歳でプレミア・ダイヤモンド社を設立しました。
その後ジュエリー業界で評価を得たハリー・ウィンストンは1932年に新たなブランドをスタート。
それこそ、彼の名を冠したハリーウィンストンでした。
*ハリーウィンストンらしさ
ハリーウィンストンらしいジュエリーとは何かと聞けば、多くの方はダイヤモンドを思い浮かべるのではないでしょうか。
ハリーウィンストンのダイヤモンドの質は安定して高く、その質の高さがブランドの特徴にもなっています。
ダイヤモンドの評価基準といえばカラット、カット、クラリティ、カラーの4C。
しかし、ハリーウィンストンは4Cに加え独自の評価基準を設けています。
4Cを使用した高水準のダイヤモンドを売りにするブランドは多くありますが、ハリーウィンストンは4Cを頼りきりにはしていません。
□ハリーウィンストンの魅力
1.こだわりの強いダイヤモンド
やはりダイヤモンドへの強いこだわりはハリーウィンストンの魅力として欠かせません。
先ほども述べたように、4C以外にもハリーウィンストンならではの基準で厳選されたダイヤモンドを使っています。
4Cを満たしたダイヤモンドに更にハリーウィンストンが求めるものは、character。
宝石の中でも特別視されやすいダイヤモンドのひとつずつをよく見極め、ダイヤモンドの個性を引き出すことで、どこにでもあるダイヤモンドが唯一無二のダイヤモンドへと姿を変えます。
ダイヤモンドひとつずつと向き合うこと。
それこそハリーウィンストンならではのこだわりです。
2.ダイヤモンドに寄り添う技術
ハリーウィンストンにまつわる技術として有名なものに、クラスター・セッティングと呼ばれるカッティング技法があります。
これはダイヤモンドに角度をつけてプラチナワイヤーでつなぐ、ダイヤモンドの煌めきを余すところなく引き出す技術です。
この技術によってハリーウィンストンは、ダイヤモンドの美しさをより引き出すことに成功しています。
3.多様なカット
ダイヤモンドのカットといえばラウンドブリリアントカットが有名かつ一般的です。
しかし、ハリーウィンストンはクッションカットやエメラルドカットも得意としています。
クッションカットは丸みのある四角形であり、ダイヤモンドの煌めきに重点を置いて行うカット技法です。
これはカラット数をはじめとした4Cの評価が高いような品質の高いダイヤモンドでないと美しく見えません。
そのため、クッションカットの美しいダイヤモンドは大変希少です。
エメラルドカットはクッションカットとは異なり、ジュエリーの色をより引き出すカット技法です。
ダイヤモンドならではの透明度の高い無色はより美しく見えますが、少しでも品質が低いとすぐに分かってしまうカットでもあります。
□高価買取に繋がる価値の下がらないジュエリーとは?
宝石の正体は鉱物であり、時間が経っても価値が変わりにくいものです。
それでも買取となれば価格が変わってしまうのは、その時の時価だけではなく、宝石に携わる技術や需要、装飾品となったときのさまざまな条件によるためです。
では、価値の下がらないジュエリーとはどんなものなのでしょうか。
1.素材が貴金属で作られている
ジュエリーに使われやすい素材の中で価値が高くなりやすいものはやはり貴金属です。
金やプラチナなどはそれ単体に価値がある素材のため、売るタイミングによっては買ったときよりも高く売れる可能性を秘めています。
また、革のように劣化しないのもポイント。
長く保持するのであれば、より気にしておきたい部分です。
2.宝石の種類
今回ご紹介したハリーウィンストンのダイヤモンドはもちろん高価買取のされやすい種類ですが、ほかにもルビーやサファイア、エメラルドなど高値の付きやすい宝石があります。
それぞれのグレードや鑑定書の有無などによっても価格は大きく変わりますが、宝石の種類、という意味ではやはりこの4つが強いです。
3.ジュエラー
需要や技法、となればやはり、ただのダイヤモンドよりもハリーウィンストンのダイヤモンドの方が高価になりやすいのは想像しやすいでしょう。
その通り、ジュエリーはどんなブランドが作ったのかも重要になります。
宝石の価値を高めてくれる意味でも、ハリーウィンストンのジュエリーはおすすめできます。
□まとめ
美しさで人々を魅了するだけでなく、確かな技法とこだわりで多くの人々を感嘆させてきたハリーウィンストン。
その価格はプライドと支持の高さであり、買取価格でも高いのはそれだけハリーウィンストンを求める声が高いということでもあります。
時を経ても変わらない確かな品質。
一度手に取ってみてはいかがでしょうか。