皆さまの中にはブランド品をお持ちの方、またはブランド品を持っていなくても今後持ちたい、どんなものがあるのか知りたい、など興味がある方がいるかと思います。
しかし、既にブランド品をお持ちの方でも、初めてブランド品を購入するという方でも共通してある願望をもつ方がいます。
それは「ほかの人と被りたくない」という願望です。
ブランド品と言えば、グッチやシャネルなどがどうしても先に浮かびますが、知名度が高いということはその分だけ他の方々も購入されています。
ですのでもしかしたら偶然街中で同じものを使っている人に出くわす可能性があるのです。
誰とも被りたくないけどブランド品がほしいという方に、今回は「クロエ」というブランドを紹介いたします。
ファッションに対して詳しくなければ「クロエ」という名のブランドをご存じない方もいらっしゃると思いますが、この記事ではその魅力をお伝えしていきます。
□クロエとはどんなブランド?
クロエと聞いて皆さまはどのようなイメージを持ちますか。
やや上品な日本人向けのお店を想像した方もいるかもしれませんが、クロエ(Chloé)はギャビー・アギョンによって創設されたフランスの名門ファッションブランドなのです。
ちなみに創業は1952年で、 ルイ・ヴィトンが1800年代後半、シャネルが 1910年と考えると高級ブランド界では比較的新しいほうですよね。
クロエの創業者はギャビー・アギョンで、クロエさんではないですよね。
自分の名前が変わっているから、ブランド名にする際に友人の名前を拝借したそうです。
実は青山や銀座にも店舗をかまえ、東京や世界中にひしめき合うブランドの中でもひときわ存在感を放っています。
創業者のギャビー・アギョンは女性です。
彼女は、高級メゾンがオートクチュールのみを取り扱っていることに対して、市場とのギャップを感じ、「ラグジュアリー・プレタポルテ」と称して、高品質でかつ柔らかくて体形を意識した既製服を高級生地を使って作ることを思い立ちました。
今でこそ既製服は当たり前のものですが、当時は高級な服はぜんぶ特注だったのです。
この状況に一石を投じたのがクロエです。
これは当時としては斬新な試みであり、一般層にも支持されてより大きくなりました。
また、クロエは女性向けの商品のみを販売している点がポイントで、香水も大人気です。
□クロエの歴史とは?
ここで創業者とクロエの歴史についてご紹介いたします。
ギャビー・アギョンは、1921年にエジプトのアレクサンドリアで生まれ、1939年にパリに留学し、第二次世界大戦中にフランスへ移住しました。
彼女は1945年にレイモンド・アギョンと結婚し、1952年に31歳でクロエを立ち上げました。
1956年、彼女はパリのサンジェルマン・デ・プレにあるカフェ「カフェ・ド・フロール」で初めてファッションショーを開催し、大盛況を収めました。
1960年代に入ると、クロエはカール・ラガーフェルドをクリエイティブディレクターに迎え、さらなる飛躍を遂げます。
1970年には香水事業を開始し、1985年にはスイスのグループ会社「リシュモン」の傘下に入ります。1988年にはマルティーヌ・シットボンがクリエイティブディレクターとして迎えられ、クロエはさらなる発展を遂げていきました。
主に海外が主なマーケット対象ですので日本での認知度はまだあまり高くないですが、 直近では2002年に発表された、 パディントンがクロエを代表するバッグの一つです。
□クロエにはどんなアイテムがあった?
それではここでクロエの定番アイテムを3つ紹介していきます。
* パディントン
先ほども出てきましたがパディントンは2002年に発表された、クロエを代表するバッグの一つです。
クロエのバッグブームを引き起こす程の人気で、多数のセレブや芸能人も使用していました。
パディントンの特徴は、バッグに付いた大きなカデナ(南京錠)とよばれる部分です。
しっかりとしたつくりで少し重量がありますが、収納力に優れているので、プライベートでも仕事中でも使えるバッグとして、非常に人気がありました。
今は人気が落ち着いているため中古市場では比較的低価格で販売されています 。
* エディス
エディスは馬具を連想させる装飾で、かっちりとした印象ですが、優雅な女性らしさを強調したフォルムが人気のバッグで、一度廃盤になりました。
そしてなんと2021年にエディスが復活しました。
サイズ展開はミニサイズとミディアムサイズ、ラージサイズの3種類ございます。
現在の中古市場価格ですが、復活してから間もないので中古市場にはまだ出回っていません。
ですので新しいタイプのものは今、非常に需要があります。
* マーシー
マーシーは2005年に誕生した、クロエの新たなアイコンバッグとして世界中で人気のバッグです。
馬蹄のようなU字型の正面フラップや、フラップについたステッチが印象的なバッグです。
マーシーにもサイズが3種類あり、ミニサイズ、スモールサイズ、ミディアムサイズです。
ミニサイズはハンドルが付いておらず、ショルダーバッグになります。
ですので、非常に丈夫なつくりをしております。
□まとめ
今回は日本では穴場の高級ブランド、クロエについて紹介してきました。
最後はバックのみの紹介でしたが香水に関しても非常に有名なブランドです。
また、当店では買取を行っております。
もしブランド品に関して気になることやご相談などございましたらぜひ当店までお尋ねください。