2023-08-01

過去に行われたティファニーのコラボにはどんなものがあった?

皆さまはティファニーに対してどの様なイメージをお持ちですか。
多くの方が、ティファニーは指輪やネックレスなどの高級アクセサリーを取り扱っているイメージを抱いているかと思います。

しかし、近年ではさまざまな企業とコラボを展開しています。
そしてコラボ先の企業が必ずしもブランド品を取り扱っている企業ではなく、あのNike(ナイキ) ともコラボレーションを発表するという話題性もあります。
この記事では積極的な方針を打ち出しているティファニーのコラボについて紹介していきます。

□ティファニーのコラボの歴史

先日、詳細がアナウンスされたNike(ナイキ)とのコラボレーションで、巷の話題を集めたティファニー。
実は2021年に「LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)」に買収された同ブランドだが、同社の会長兼CEOのベルナール・アルノーの次男であり、「RIMOWA(リモワ)」を率いたアレクサンドル・アルノーCEOや、元クリエティブディレクターのルバ・アブ=ニマの手腕もあってか、近年は話題性抜群のチームアップを次々と実現させている。

そのコラボ相手が常に話題を呼ぶのです。
例えば170年という長い関係性を持つ時計会社Patek Philippe(パテック フィリップ)とその特別な関係性のあかしとしてコラボ製品を発表したかと思えば、最先端の大人気NFTコレクションCryptoPunks(クリプトパンク)のデザインをあしらった製品は、凄まじい転売価格を付けたこともありました。

ティファニーはその他にもさまざまな方とコラボし、その企業イメージを根底から覆すような革新的なコラボを続けています。
それらのコラボ商品はプレミア価格が付く程人気で、決して企業のイメージを下げるものではなく、逆にその意外性から非常に大きなインパクトを残すものでした。

□FENDIとコラボしたバッグ

それではFENDIとのコラボ事例を紹介します。
バッグ好き、フェンディ好きなら聞いたことあるバッグ「バゲット」。
1997年に誕生して以来、ブランドのアイコンバッグです。
名前の由来はパンのバゲットにちなんで、フランスの女性がベーカリーで買ったバゲットを抱えて歩く姿にインスピレーションを受けたといわれています。

そんなバゲットの25周年をお祝いして、なんと憧れのジュエリーブランド「ティファニー」とコラボが行われました。
ティファニーブルーと呼ばれるエメラルドグリーン色の美しいカラーのバゲットバッグ。

シルバーやホワイトゴールドの留め具やチャームがさらに美しさを引き立てるデザインになっています。
また、素材はクロコダイル、スムースレザーといったバリエーションもあります。
クロコダイルも豪華ですが、レザーも滑らかであることから女性らしさが際立ちます。

留め具のデザインも微妙に違っていたり、ダイヤがあしらわれていたり、細かな部分までこだわられています。
なお、バゲット型チャームも発売していて、小さくても存在感は抜群です。

□ロレックスとコラボした時計

実はあのロレックスとコラボしたこともあります。
ロレックスがティファニーとコラボしていたのは、1990年代までです。
かつてロレックスとティファニー、2大ブランドのコラボによる「ダブルネーム」が発売されていました。

ダブルネームの中でもロレックスとティファニーは非常に希少性が高いです。
なお、1950~1990年代までロレックスとティファニーは提携関係にありました。
なんと、ニューヨーク5番街のティファニー本店でもロレックスが普通に販売されていたのです。

1990年代半ばになると、2つのブランドの名を冠する「ダブルネーム」が流行り、短期間ですがロレックス&ティファニー両方のロゴ入り腕時計がリリースされました。
ロレックス&ティファニーの魅力は両ブランドのネームバリューだけではなく、やはりその希少性にあります。

製造期間は1994~1995年のわずか1年間とされています。
短い製造期間とそのネームバリューを鑑みれば、いかに希少価値が高いかお分かりいただけるかと思います。
ロレックス&ティファニーのダブルネームで製作された腕時計は、白文字盤に黒いインクといったように色付きインクのものが多いのが特徴です。

また、黒文字に白インクの腕時計は全体生産数の20%以下なので入手はかなり困難です。
希少性が高いことからもちろん偽物が多いことでも有名です。
ロレックス&ティファニーのダブルネームを購入する際に、知らずに偽物に手を出さないよう、保証書や付属品のあるものを選ぶようにしてください。
特にW品番(1995~1996年)の腕時計かどうか、またはティファニーの印字がある保証書が付いているかどうかを確認しましょう。

□まとめ

この記事ではティファニーが行ってきたコラボを紹介していきました。
近年の、ブランドの固定観念にとらわれないようなコラボから過去にあった大物ブランド同士のスーパーコラボまでさまざまなコラボがありました。

しかし、希少価値が高くなるほど偽物も多く出回るため、ブランド品は精査が肝心です。
もし皆さまの中で、気になったことや、ブランド品に関して相談がございましたら当店までぜひお尋ねください。

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