皆さまの中で、時計を買い取ってもらいたいと思っている方はいらっしゃいませんか。
計算機の会社として名高いカシオですが時計に関しても精通しており、有名なブランドとして地位を確立しています。
そんなカシオの腕時計を買取に出したいとき何に気を付ければいいかお悩みの方も多いと思います。
時計は精密機器なので何かあれば不安になるのも当然です。
この記事ではそんな方々へ向けて、腕時計を買取に出したいとき何に気を付ければよいのかお伝えします。
□計算機で有名なカシオとはどんなブランド?
それではカシオの基礎知識について軽くさらいましょう。
カシオといえば電卓や電子デバイス、時計ならG-SHOCKの知名度が高いです。
カシオは小型デバイスでエレクトロニクス技術を実用化する手腕に長けており、腕時計に関しても卓越した完成度を誇ります。
次にカシオの歴史や、高度な技術力に裏付けられた魅力を見ていきましょう。
カシオ計算機を設立したのは、樫尾忠雄・俊雄・和雄・幸雄の樫尾4兄弟です。
もともと一族経営だったのです。
それぞれに異なる得意分野を持っていた4人は、忠雄が財務、俊雄が開発、和雄が営業、幸雄が生産と、役割を分担して協力し合い、強い結束力でカシオ計算機を発展させました。
1946年、樫尾忠雄が東京都三鷹市に樫尾製作所を設立しました。
歯車を使った機械式計算機が主流だった57年、世界初の小型純電気式計算機「14-A」を商品化し、同年、カシオ計算機株式会社が設立されました。
1957年、樫尾4兄弟は次男の俊雄を中心に、世界初の小型純電気式計算機「14-A」を開発し、同年にカシオ計算機株式会社を設立した。
1965年には電子式卓上計算機(電卓)「001」、1972年には世界初のパーソナル電卓「カシオミニ」を発売し、電子計算機業界で不動の地位を築いていきました。
カシオが発売した初めての腕時計は「カシオトロン QW02」。
このモデルは「完全自動腕時計」という開発理念に基づいて、時・分・秒の表示だけでなく、大の月・小の月を自動的に判別する世界初のオートカレンダーまでも搭載していました。
その後、閏年の2月29日まで自動判別を可能にしたフルオートカレンダーの腕時計も実現しました。
1974年にはクォーツ式デジタル腕時計「カシオトロン QW02」を発売し、時計業界に参入します。
このモデルは大の月・小の月を自動判別する世界初のオートカレンダー機能を備えています。
このようにしてだんだんと技術を培っていった結果、生まれたのがカシオという時計ブランドだったのです。
□腕時計の買取前にしておくと良い準備
高級腕時計を買取に出す際には、念入りな準備が必要です。
準備に余念があるとせっかくの高級な腕時計でも買取額が低くなってしまいます。
逆に言い換えればしっかりと準備しておけば大切な時計の価値を損なわずに、高い価値のままで買取を行えます。
ここではその準備について解説します。
*時計をきれいに掃除する
時計をきれいに掃除しておくことは、高額買取の重要なポイントです。
買取店で綺麗にしてくれるだろうといった期待は買取価格を下げることにもつながります。
買取店では買取が成立するまでは、時計の所有者は依頼者なので買取店では掃除を行いません。
肌が触れ合う部分は特に綿棒などで、隙間をきれいにしておくことをおすすめします。
*付属品をそろえる
買取に出す際には、保証書やケースも準備しましょう。
特に保証書は、正規のブランド品としての証明になる書類なので、保証書がないと査定額に響きます。
そのため、保証期間が過ぎても捨てずに一緒に保管しておきましょう。
また、高級腕時計のケースも重要で、ケースの有無で、査定額に大きな差が出ます。
一見ケースには見えない紙の箱であっても、査定に出す際は一緒に持ってきてください。
メルカリやヤフオクでも箱単体で値が付くほど実はブランド品のケースや箱は買取するうえで重要です。
以上掃除済の時計・保証書・ケース(箱)の3点を準備しておくことが、時計を高価買取に出す際の基本です。
□壊れた腕時計でも買い取ってくれるって本当?
壊れて動かなくなった腕時計、使えないなら不燃ごみで捨ててしまうしかないと思っていませんか。
まだ、諦めてはいけません。
不燃ごみにするしかないと思っていた壊れた腕時計でも、買取可能な場合があります。
腕時計は壊れていても時計の種類やブランドによっては買取してもらえることもあります。
壊れた腕時計が買取される理由は、修理することで再び動かせるからです。
部品交換や調整によって修理が可能で、買取店では修理して販売することで利益を得られます。
ただし、壊れていても買取してもらえる時計は限られています。
壊れていても買取してもらえる時計は、修理することで新しい買い手が見つかる時計です。
新品の販売価格が10万円以上で、メジャーなブランド時計であれば買取対象になることが多いです。
プレミアがついている高級時計や、修理用の部品を入手しやすい日本メーカーの人気の時計も買取対象になります。
ただし、どれだけ有名な時計であっても、直せない時計は買取してもらえないことがあります。
□まとめ
今回は腕時計の買取について紹介いたしました。
高価買取のためには入念な準備が必要です。
中には、故障中のものでも買い取ってもらえる場合がございます。
そのため、気になったことや質問などございましたら、ぜひ当店までお気軽にご相談ください。