世界五大時計ブランドであるブレゲの買取時に気を付けたほうが良い点とは

高級時計のブランドの中には、世界五大時計ブランドと言われるものがあります。
それぞれのブランドが独自の特徴を持っていて、多くの人から人気を集めています。
この記事では、世界五大時計ブランドの中でもブレゲについて紹介します。
ブレゲの買取を考えているという方は参考になさってください。

□世界五大時計ブランドについて

世界五大時計ブランドは以下の通りです。

＊パテック・フィリップ

パテック・フィリップは、1839年に創業されたスイスの高級時計ブランドです。
「代々受け継がれる時計を」をコンセプトとしており、最高品質の時計を長く使えるブランドです。
定番モデルとしては、ベルトに革を採用したシンプルな「カラトラバ」とシックな雰囲気を醸し出しながらも色合いによって印象を変化させられる「アクアノート」があります。

＊ヴァシュロン・コンスタンタン

ヴァシュロン・コンスタンタンは、1775年に創業されたスイスの高級時計ブランドで、世界最高峰の技術で人気を誇っています。
ヴァシュロン・コンスタンタンは、現在、スイスのリシュモングループの傘下となっています。
定番モデルとしては、目盛がシンプルな「パトリモニートラディショナル」と樽型でさまざまな色合い・サイズが豊富な「マルタ」があります。

＊オーデマ・ピゲ

オーデマ・ピゲは、1875年に創業されたスイスの高級時計ブランドで、品質や機能性だけでなく、ラグジュアリーなデザイン性が特徴です。
また、世界初となるさまざまな時計技術を確立したブランドでもあり、永久に修理を受け付けられる体制が整っています。
定番モデルとしては、ステンレス製の八角形ベゼルが目を引く「ロイヤルオーク」と3D構造のムーブメントが採用された「ミレネリー」があります。

＊ランゲ＆ゾーネ

ランゲ＆ゾーネは、1845年に旧東ドイツで創業した高級時計ブランドで、ヴァシュロン・コンスタンタンと同じく現在はスイスのリシュモングループの傘下となっています。
定番モデルとしては、大型の日付表示を採用した視認性の高い時計である「ランゲ1」と洗練されたシンプルさの上に美しさを兼ね備えた「サクソニア」があります。

＊ブレゲ

ブレゲは、1775年に創業されたフランスの高級ブランドです。
日付が分かるパーペチュアルカレンダーや時刻を音で知らせるミニッツリピーターを小型化して腕時計に組み込むという当時なかった機能を搭載した時計を開発しました。
定番モデルとしては、歯車を前面に出し、精密さを目で楽しめる「トラディション」とブランドの伝統とアクティブなイメージを掛け合わせた「マリーン」があります。

□世界五大時計ブランドであるブレゲの魅力とは

上記で紹介した世界五大時計ブランドの中でも、ブレゲの魅力を紹介していきます。
ブレゲが人の心をひきつける魅力は主に3つです。

1つ目は、デザイン性です。
ブレゲならではのデザインが採用されていて、代表的なものに「ブレゲ針」や「ブレゲ数字」があります。

ブレゲ針とは、先端が月を思わせる斬新なデザインをしているもので、デザイン性と視認性の高さが両立しているのが特徴です。
また、ブレゲ数字は、文字盤に独特の書体で配置された数字のことで、洗練された印象を与えます。

他にも、文字盤に規則的なデザインを彫り込んだ「ギョーシェ彫り」、ケースの側面をわざとギザギザにすることでエレガントさを増した「コインエッジ」など特徴的なデザインがたくさん用いられています。
このような独特のデザイン性に魅せられているという人も多いのです。

2つ目は、購入した時計が世界でただ1つの時計となることです。
ブレゲの腕時計には個別の番号が付けられているため、“自分だけの時計”が手に入れられます。
この番号は識別番号と呼ばれますが、創業して間もないころから番号が付与されるようになっているため、数世紀にわたる歴史も感じられます。

3つ目は、ブランドとしての歴史です。
ブレゲは腕時計ブランドとして積み重ねた長い歴史を誇っています。
歴史上の重要人物とも深い関わりがあり、一番有名な人物がマリー・アントワネットです。

創業者のアブラアム＝ルイ・ブレゲがマリー・アントワネットへ懐中時計をプレゼントしたところ非常に気に入ってもらえ、マリー・アントワネットから世界で一番美しい時計を作ってほしいとお願いされます。
その要望を受けて作り始められたのが、伝説の超複雑懐中時計と言われる「No.160」です。

しかしNo.160の製作途中、マリー・アントワネットはフランス革命により命を落としてしまいます。
ブレゲはマリー・アントワネットが亡くなった後もNo.160の製作を続けますが、完成する前の1823年に亡くなります。

No.160はその後、弟子たちに引き継がれた後完成されますが、依頼主のマリー・アントワネットも製作を開始させたブレゲも完成した姿を見ることはありませんでした。
このようなブレゲの歴史とともに語り継がれる話もブレゲの魅力の1つであるのです。

□ブレゲの買取で気を付けると良い点

ブレゲの買取では、基本的に年式が新しいほど買取価格が高くなる傾向にあります。
付属品がそろっていない場合でも買取は可能ですが、そろっていた方が高く買い取ってもらえるので、家のどこかにしまってあるかもしれないという方は探してから買取を行うことをおすすめします。

□まとめ

世界五大時計ブランドの1つであるブレゲを紹介しました。
ブレゲは独特のデザイン性やブランドとしての歴史などで人気を集めています。

また、ブレゲの買取をする際は、なるべく付属品をそろえ、きれいな状態で売ると高価買取が狙えます。
盤面が割れていたり、キズやサビがある場合でも買取は可能ですので、当店に気軽にお持ちください。