ドルチェ&ガッバーナは現代日本では香水の印象が強いブランドですが、さまざまな商品展開で多くの評価を得てきたマルチなブランドです。
スーツをはじめとする洋服類からメンズアクセサリーまで、大抵の服飾を揃えているブランドこそがドルチェ&ガッバーナです。
□ドルチェ&ガッバーナとはどんなブランド?
1.ドルチェ&ガッバーナの名前
ドルチェ&ガッバーナとは、ブランドを創立したドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナという2人のデザイナーの名前を合わせて作られています。
ドルガバの愛称で親しまれるラグジュアリーブランドであり、1985年にイタリアで創立すると1990年にはメンズウェアを発表。
その間もミラノでコレクションを発表。
その後もさまざまな賞を受賞しながら進化を続け、世界的トップブランドとなるまでに成長しました。
2.ドルチェ&ガッバーナのふたつのライン
ドルチェ&ガッバーナのラインは、元々2つに分かれていました。
当時は常に季節感を取り入れ、高級でフォーマルな雰囲気のあるブランドと旬なトレンドを取り入れ、同時にトレンドを生み出した鮮やかなブランドとして両立していましたが、2012年に統合。
現在ではドルチェ&ガッバーナのみを展開しており、その特徴も当時とは少し異なったもの。
日本では香水のイメージが強くなったドルチェ&ガッバーナですが、その商品はスーツに始まりバッグ、アクセサリー、サングラスなど装飾品を幅広く展開しています。
現在のドルチェ&ガッバーナといえば、鮮やかながら斬新なラインと上品ながらシンプルなラインの両立で、独創性溢れるデザインには世界中からの注目が止みません。
□メンズアクセサリーは難しい
ドルチェアンドガッバーナも展開しているメンズアクセサリーですが、どうしてもレディスアクセサリーに比べると規模が小さくなりがち。
一重にメンズアクセサリーの難易度が原因ですが、その難しさはどこから来ているのでしょう。
1.難しい割におしゃれになりにくいメンズアクセサリー
時代や個々人の価値観によって大きく変わるものではありますが、メンズアクセサリーが難しいことは大抵の方が首を縦に振ってくれるのではないでしょうか。
ネックレスひとつとってもレディスアクセサリーによくあるハートやクローバー、可愛らしいものでは音符といったモチーフをメンズアクセサリーで見かけるでしょうか。
この世にひとつもないとまでは言いませんが、レディスアクセサリーほど数が豊富でよりどりみどり、とはいかないでしょう。
一方で、アクセサリーをひとつも身に付けない女性はどこか寂しくそっけない印象を受ける方もいるでしょう。
しかし、男性がアクセサリーを付けていないためにファッションの雰囲気が悪くなることは滅多にありません。
そういった点から、メンズアクセサリーは難易度が高い割におしゃれになりにくい、正に本当におしゃれが好きな方のアイテムとなっています。
2.さりげなさの演出が難しい
大人のファッションで重要視されるものとして、さりげなさというものがあります。
ハイブランドでもそのさりげなさが評価されることは多いですし、やはりふとした瞬間に気がつくポイントは高く評価したくなるのでしょう。
しかし、メンズファッションにおいてアクセサリーのさりげなさは非常に難しいです。
先ほども述べた通り、男性はアクセサリーをしていなくてもファッションとして完成しやすい特徴があります。
そのため、メンズアクセサリーがあるとアクセサリーを付けている存在感が強くなってしまうのです。
3.レディスアクセサリーに比べ種類が乏しい
そもそもですが、選べるアクセサリーの幅が少ないこともメンズアクセサリーの難しさに拍車をかけています。
どんな組み合わせでも良いわけではないのに種類は少ないのですから、ほしいと思ったものに近いデザインが見つからないのはざらでしょう。
探せば確かにあるものの、メンズアクセサリーは挑戦する敷居自体も高いのです。
□メンズアクセサリーはどう選んだらいい?
では、メンズアクセサリーはどう選んだら良いのでしょうか。
何度も選び身につけていくうちに自然と好みや傾向は定まっていくものであり、その好みは無理矢理矯正するものではありません。
従って、ここでは選び方の分からない方向けに無難なメンズアクセサリーの選び方をご紹介します。
1.デザインがシンプルなアクセサリー
何事にも言えますが、まずはシンプルなデザインを選ぶとさまざまなファッションに合わせやすいです。
アクセサリーショップにいけば独創的なデザインやきらびやかな装飾品の数々に思わず目立つアクセサリーを手に取ってしまうものです。
しかし、アクセサリーショップで目立つアクセサリーはまず間違いなく派手なデザイン。
合わせるファッションを選ぶアクセサリーです。
好みが分かるまで、あるいは挑戦を望むまではシンプルなデザインを選ぶと良いでしょう。
2.細い線のアクセサリー
シンプルなデザインと同じく、あまり線の太いアクセサリーは当分控えておきましょう。
細い線、というよりは細身のシルエットと言った方が伝わりやすいかもしれません。
細身のネックレスと線の太いネックレスであれば、どちらが身につけやすいかは一目瞭然でしょう。
□まとめ
メンズアクセサリーの選び方は難しく、最初はある程度型にはまった着こなしやどんなものにも合うシンプルなアクセサリーを選ぶことがおすすめです。
美しいアクセサリーが良いのは大前提として、最終的にはどんなアクセサリーを使いこなしたいのか。
それらを考えつつ、洋服や自分になじむアクセサリーを選ぶのは楽しいでしょう。