2023-06-20

ロレックスと関係するブランドTUDORの歴史とは

ロレックスと関係の深いブランドとして挙げられるのがTUDORです。
ロレックスは高すぎて手が届かないという方でも、TUDORは同じくらいの性能でより手の届きやすい価格帯に設定されているため、おすすめです。
この記事では、TUDORの歴史について紹介します。

□TUDORとはどんなブランド?

TUDORは、時計にハマりだした人が必ず通ると言っても過言ではない、時計好きには言わずと知れた時計ブランドです。
TUDORは、「チュードル」または「チューダー」と呼ばれ、近年では「チューダー」と呼ばれることが多いです。

TUDORという名前は、イギリス王家で知名度も人気も高かった「チューダー家」からとられています。
名前からも多くの人の印象に残るように意識されています。

ロレックスの兄弟ブランドということで知っている方も多いかもしれませんが、TUDORは、ロレックスのディフュージョンブランドとして誕生しました。
ロレックスの特徴や質を維持しつつ、価格を抑えて、多くの人に手に取ってもらえるようにつくられました。

TUDORが誕生した当初は、ロレックスと同じパーツを利用していることで話題になりました。
貴族や王家しか手に入れられない時代があったほどのブランドであったロレックスと同じパーツを使用しているにもかかわらず、手の届く価格であることで人気が広がったのです。

現在は、ロレックスと同じパーツを使ったモデルもありますが、TUDOR独自のパーツも登場しています。

□TUDORとロレックスには具体的にどんな違いがある?

TUDORとロレックスが兄弟ブランドであることは紹介しましたが、具体的にどのようなところに違いがあるのでしょうか。
主な違いを3つ紹介します。

*価格

TUDORとロレックスの大きな違いは価格にあります。
見た目や大きさがほぼ同じ時計であった場合でも、ロレックスの値段はTUDORの2倍以上になることもあります。

*素材

TUDORに使用されているステンレス素材は、医療用器具やアクセサリーに多く使われる一般的なものです。
一方で、ロレックスのステンレス素材は、独自の素材を使用しています。
航空宇宙やハイテク産業で使われる素材と同じくらいの耐久性やサビにくさを兼ね備えているとされています。

*ムーブメント

TUDORは、2015年までは他の高級時計ブランドにも使用されている汎用ムーブメントを使用し、コストの削減を図っていました。
この汎用ムーブメントも十分な性能を持ち合わせていましたが、2015年以降は自社用ムーブメントに変更し、価格を抑えながらも精度を大幅に向上させました。

一方で、ロレックスは、TUDORよりもさらに性能の高い自社製ムーブメントを使用しています。
ほとんどの部品にロジウムメッキが施されていて、サビや腐食をより防ぐ効果があります。

また、時計の精度を左右すると言われているヒゲゼンマイでも、TUDORはシリコン製、ロレックスはより耐久性に優れたパラクロム製が採用されており、ロレックスの方が安定した精度を得られています。

TUDORはロレックスの廉価版というイメージもありますが、TUDORもロレックスに近い性能を持っています。
種類によっては、ロレックスよりもTUDERの時計の方が性能として優れているという場合もあります。
コストパフォーマンスで比べるとTUDORの方が優秀であると言えるでしょう。

しかし、ロレックスの良さはやはり素材や部品のひとつひとつにまでこだわっている所です。
世界最高峰の時計メーカーとの呼び声もあるように、製品としてのクオリティがとても高いです。

お手ごろな価格で質の高い時計を求める場合はTUDOR、価格は高くとも細部にまでこだわり抜いた時計を求める場合はロレックスをおすすめします。

□TUDORを開発してきた歴史

TUDORの代表的な時計として、クロノタイムがあります。
クロノタイムは、開発の時期ごとに3つのモデルに分かれています。

初期モデルはTUDORとして初の自動巻きクロノグラフモデルです。
TUDORらしいお手ごろな価格設定とデザイン性の高さが評判になりました。
特徴的な部分として、ケースを横から見た時の形がカマボコに似ているとして名付けられた「カマボコケース」があります。

セカンドモデルでは、最初のものと同じ特徴としてカマボコケースが取り入れられている一方で、文字盤はシンプルなデザインになりました。
このモデルは、ロレックスのデイトナに近いと言われています。
セカンドモデルの中でも前期と後期で少し違いがあり、前期は文字盤のカレンダー表示に枠があり、インデックスバーは台形ですが、後期は文字盤のカレンダー表示に枠がなく、インデックスバーは長方形となっています。

サードモデルは、それまでのクロノタイムから大きくデザインが変更されています。
例えば、外装パーツの王冠マークがTUDORのロゴである盾マークになった点や風防がプラスチックからサファイアクリスタルになった点が挙げられます。

クロノタイムは、多くの時計ファンに愛されていましたが、2004年から2005年ごろに製造を終了しています。

□まとめ

TUDORの歴史について紹介しました。
TUDERは、ロレックスよりも安価なことから性能も悪いというイメージがある方もいらっしゃったかもしれませんが、TUDERも非常に高い性能を持っています。
今後、時計を購入したいと考えている方は是非参考になさってください。

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