高級時計のブランドとして名高いグランドセイコー。
人気が高く、また高い質から中古で二人目、三人目の手に渡っても使い続けられるため中古市場でもよく見かけます。
そんなグランドセイコーを買い取ってもらいたいときに知っておくべきことについて見ていきましょう。

□グランドセイコーとはどんなブランド？

＊グランドセイコーとはどんなブランドなのか

そもそもグランドセイコーとはどんなブランドでしょうか。
セイコーが技術を結集して作り上げた高級時計ブランドであり、セイコーとははっきり分けられています。
ひと目見ただけでも違いが分かりやすいようにグランドセイコーの時計には文字盤にGSの文字があります。

グランドセイコーは作られてからずっと高く評価され続けており、その人気と技術の高さが窺い知れます。
高精度かつ高機能性であるものの派手な装飾のあるモデルがなく、そのシンプルな見た目こそがグランドセイコーらしさと言えるでしょう。

＊グランドセイコーは各国からどう評価されているのか

グランドセイコーは国外からも高い評価を受けているブランドです。
これまでの丁寧なものづくりが評価され、海外からの注目も高まっています。
その影響かSNSでの投稿でもグランドセイコーの文字がローマ字表記されていることも増えました。

元々のセイコーは世界初のクォーツ式腕時計を開発したことで世界的にも知られているブランドのため、丁寧な仕事ぶりをしていればその技術が世界的に知られることも当然でしょう。

□グランドセイコーはどうして魅力的？

世界的にも知名度、評価が高くセイコーの技術が集められたグランドセイコー。
その人気はどこから来ているのでしょうか。

1.デザイン性が魅力

まず挙げられるのがそのデザイン性です。
グランドセイコーといえばビジネスからプライベートまで場を問わず扱えるシンプルで高い汎用性を持つデザインです。
どんな場面に着用していっても浮くことがないため、一本持っていれば安心な時計と言えるでしょう。

また、スポーツモデルのようなスタイリッシュで華やかなデザインは持ち主のライフステージに着いていけず、あるいは感性とずれていってしまう可能性があります。
グランドセイコーのシンプルさは、その分いつまでも使い続けられる魅力的なデザインです。

2.高い機能性が魅力

機能面においてもグランドセイコーは優秀です。
GS規格と略される高緯度基準のグランドセイコー規格を満たせる製品は1年をかけてもごくわずかしか作ることができません。
長年時計を作ってきた熟練の職人でも多くの時間をかけてやっと作ることができる時計の機能性は別格で、グランドセイコーの価値を高めています。

3.セイコーのイメージが魅力

日本国内において高い知名度と評価を持っているセイコーの中でも高品質なグランドセイコーは最高級の時計ブランドと言って良いでしょう。

グランドセイコーの動力の基準はクォーツ、機械式、スプリングドライブの3種類。
グランドセイコーにある高い実用性と機能性は事実としての魅力だけでなく、グランドセイコーというだけで信用の高いブランドイメージがあります。
その高いブランドイメージは国内最高峰の時計という認識に繋がり、グランドセイコーの魅力をより押し上げます。

□時計の高価買取を狙う方法

1.綺麗な状態にしてから売却する

時計の表面やベルトなどの汚れはプロでなくても綺麗にできるもの。
査定時に少しでも綺麗な状態を見せるため、売却前には汚れを落としましょう。

2.付属品も共に持ち込む

時計を購入したとき、箱や保証書、サイズ調整できる時計であれば余るコマなど、時計以外のものが付属することが多いです。
これらは必須でこそないものの、共に持ち込んで売却すれば買取価格が上がりやすいです。

3.証明書を用意する

メンテナンスやオーバーホールなど、修理のときの明細や証明書も共に持ち込みましょう。
修理の証明書は時計の証明にもなるため、その代用にもなります。

4.早く買い取ってもらう

すべての製品について言えることですが、買取価格は新しければ新しいほど高くなりやすいです。
とはいえ、まだ使いたいのに売却するのはもったいないでしょう。
長く使いつつ高価買取を狙うには、劣化がポイントになります。
故障や劣化が少しでも遅くなるよう、保管環境を整えましょう。

5.時期を調べる

買取は製品によって高価買取になりやすいタイミングがあります。
時計であれば需要が上がりやすい卒業や入学、就職の時期やボーナス時期になる夏や冬です。
需要が高まれば販売価格は上がり、仕入れのために買取価格も上がります。
高価買取を狙うには、時期の見極めも重要でしょう。

□まとめ

時計に限らず、ブランド商品の高価買取を狙うときに行うことや見ることはおおよそ同じです。

とはいえ、さまざまな魅力にあふれたグランドセイコーの製品はすぐに売却するにはもったいないのも事実。
使おうと思えば一生使い続けられるグランドセイコーは存分に楽しんで、その最後に次の方へ時計を繋ぐ。
そんな中古売却もありでしょう。