時計の価値とは？ロレックスの価値のあるモデルをご紹介します！

数ある時計の中でも有名なロレックスには様々なモデルがあります。
ロレックスという名前のブランドに既に価値がありますが、その中でも価値のあるモデルとは何か、気になる方も多いでしょう。
「価値」をどこから見るかにもよりますが、時計の価値について、簡単にご紹介しましょう。

□時計の価値とは？

まず前提として、誰から見てもわかる時計の価値とは価格に収束します。

ひとりひとりの内側にある価値ではなく世間一般に共有する価値とは需要の高さであり、すなわち価格の高さになります。
この傾向は新品よりも中古でこそ顕著になり、限定モデルやコラボ商品では定価を上回る価格が付けられることもあります。

では、価値が高い時計が必ずしも価格が高いかというと、決してそうとも限りません。

もちろん「人気が高い高級ブランドの時計」や「とんでもなく正確でものすごく頑丈」といった方向性の価値の高さであれば価格は上がるでしょう。
それは、需要が高いからです。
時計の価値には、需要が高まるものとさほど高まらないものがあります。

今挙げた2つの例にしても、大抵の方は同じ値段で売っていたら前者が欲しいというのではないでしょうか。

しかし、デザインやブランドは永続的な価値ではありません。
もっというのなら、先ほどあげた限定モデルの値段は復刻すれば古い時計の価値が急激に下がりますし、コラボ相手が不祥事をおこせばコラボ商品の価値も随分下がってしまうことでしょう。

価格と価値はイコールの関係性で結びつかないものの、ある程度の相関性はあります。
また先ほど挙げた需要の他、価値らしい価値として以下のようなものが挙げられるでしょう。

・正確性
・精度
・芸術性
・耐久性
・デザイン
・ブランド

これがすべてとはいいませんが、時計の価値を考えるにあたっての参考にはなるのではないでしょうか。

価値とは結局個々人の中にあるものなので定義が難しいですが、ここでは実例を出すため一旦価値を「資産価値」と言い換えて、今後価値のあるモデルについて紹介していきます。

1.シードゥエラーRef.116600

ロレックスの長い歴史の中、約3年とごく短い期間だけ生産されたこの時計には希少価値が付いて回ります。
ロレックスという点だけでもブランド力は十分にあるので、今後流行や注目される機会があればかなりの高値が付く可能性もあるでしょう。

2.デイトジャスト

成長するといわれているのになかなか成長しない、デイトジャストもご紹介します。
根気強く探せばロレックスにしてはお手頃な価格で手に入れられる可能性もあるデイトジャストではありますが、古い時計はメンテナンスへの懸念から価格が落ちがちなポイントもあります。

デイトジャストを資産目的で保有する場合には、購入時以上の根気強さを求められるかもしれません。

3.エクスプローラー

スポーツモデルならCal.3000の時代もおすすめです。
2000年のモデルチェンジ直前の夜光塗料にルミノバを使った時計は数が少ないため希少性もあり、針、文字盤が交換されていないのなら資産価値として今後の価格上昇が狙えるでしょう。

4.アンティーク時計

日常的に使用する道具としてではなく芸術品として見るならば、古いものの価値はいくらでも上がる可能性があります。
10年後、20年後を見越して資産価値を求めるのなら、数十年前の時計はすべてに価値が跳ね上がる可能性があります。

時計の価値を資産価値と仮定して話を進めてきましたが、そもそも時計がなぜ資産価値として扱われるのか、不思議に思われる方も多いことでしょう。
最後に、なぜ時計が資産として扱われるのかについて説明します。

1.価値が下がりにくい

ロレックスの場合、「中古でも欲しい」という方が多いため市場の規模も大きく、常に動き続けています。
この状態が長年続いているため、この先も続いていくだろうという安定性が魅力の1つです。

2.流動性が高い

言い換えるならば、換金のしやすさが魅力といえるでしょう。
時計は季節や一過性の流行に左右されにくいため常に需要があり、即日とはいえないまでも他の不動産や車などに比べると安定してすぐに手放せます。

3.管理の手間が極めて少ない

資産としてよく挙げられる不動産と比べると、まず税金がかかりません。
購入時の消費税は高価な時計だとなかなか馬鹿になりませんが、保有しているだけで税金を支払わなければならない、といったことはありません。

数年に1度のメンテナンスくらいで済むのは、金額の面からしても手間の面からしても資産としては極めてローコストといえるでしょう。

時計の価値や実際のロレックスのモデルについて説明してきましたが、これらはあくまでも世間一般的な価値についての話です。
時計の最終的な価値は、そこにどれだけの思い出があるか、どう扱われてきたか、何よりも持ち主がどれだけ大切にしてきたかでしょう。