日本国内だけで1500億円以上を売り上げていると言われるルイ・ヴィトン。
ルイ・ヴィトンのバッグは持っているけれど、歴史やデザイナーについては詳しく知らないという方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ルイ・ヴィトンの始まりと歴代デザイナーについてご紹介いたします。
□ルイ・ヴィトンの歴史のはじまりについて
ルイ・ヴィトンのはじまりは1854年、パリのヌーヴ・デ・カプシーヌ通りにお店を構えたことです。
周辺に高級ブティックが立ち並ぶエリアで、旅行用トランクの販売を始めました。
それまでにない軽さや軽い防水加工を施した平らなトランクを発案し、大成功しました。
その後1997年にデザイナーのマーク・ジェイコブスを迎え靴の展開をスタート。
バッグブランドのイメージを刷新し、アパレルブランドとしてその地位を押し上げました。
□ルイ・ヴィトンのデザイナーについて
今回は、歴代3人のルイ・ヴィトンのデザイナーをご紹介いたします。
1人目のデザイナーは、マーク・ジェイコブスです。
1997年に当時35歳だったマーク・ジェイコブスはアーティスティックディレクターに任命され、ファッション界で一躍脚光を浴びました。
それまでの顧客年齢層よりも若い世代向けのデザインを考え、購買層を広げる新たなマーケティング戦略を実施。
マーク・ジェイコブスが生み出したデザイン例として、「ヴェルニ」と呼ばれる艶のあるエナメルにモノグラムの型押しを施したものがあります。
現在でもヴェルニはルイ・ヴィトンの定番デザインです。
その他、デニムやファーなど今まで使った事のなかった素材を使い、ルイ・ヴィトンのブランドイメージを大きく変えました。
2人目のデザイナーは、ポール・エルバースです。
2006年〜2011年の間でメンズラインのディレクターを務めました。
彼の腕により、バッグ専門ブランドから大衆向けに生産した高級服であるプレタポルテを先導するブランドになりました。
ポール・エルバースが生み出した代表作は、「モノグラム・マカサ―」です。
上品なブラックレザーにルイ・ヴィトンのモノグラム模様を施したバッグは、男性だけでなく女性にも人気があります。
3人目のデザイナーは、キム・ジョーンズです。
2011年にメンズのアーティスティックディレクターに就任しました。
就任直後に発表した、他ブランドとのコラボ作品はファッション界では大きな話題になりました。
彼の一番の功績は、まだバッグブランドとしての印象が強かったルイ・ヴィトンを他ブランドとのコラボによりプレタポルテを広く認知させることに成功したことです。
特にシュプリーム(Supreme)とのコラボは華やかさと若者世代に好かれる新しさで、ファッションシーンに大きな衝撃を与えました。
□現在のルイ・ヴィトンのデザイナーについて
現在もデザイナーとして活躍しているデザイナーを2名ご紹介いたします。
1人目は、二コラ・ジェスキエールです。
マークジェイコブスの後任として2013年からレディースラインのアーティスティックディレクターとして活躍しています。
19歳から大手有名ブランドでキャリアを積み、26歳にはバレンシアガのデザイナーとなりました。
ルイ・ヴィトンでは、2018年の春夏コレクションから続くスニーカーをデザインし、傑作として名高いコレクションとして有名です。
独特のフォルムにルイ・ヴィトンの象徴であるモノグラムがプリントされた生地が合わさって存在感を放つユニークなスニーカーです。
また、日本のゲームキャラクターをモデルに起用する斬新な広告を発案し、ファッション界を驚かせました。
2人目は、ヴァージル・アブローです。
2018年からメンズラインのディレクターを務めた初の黒人デザイナーとして話題になりました。
彼は前任キム・ジョーンズが発案したストリートテイストにさらにオリジナリティを加えてラグジュアリー・ストリートというスタイルを生み出しました。
代表作にメンズジュエリーがあります。
代表作「コリエ・LVチェーンリンクスパッチーズ」は、美しくあざやかなブルーやオレンジが金色のネックレスにあしらわれています。
そんなヴァージル・アブローは2021年11月に41歳という若さでこの世を去りました。
後任が空席の現在、次にメンズラインディレクターを務めるのは、マーティン・ローズだと言われています。
彼女は2023年春夏コレクションのランウェイショーにも出席していたことからこの噂が広がりました。
未だ正式な発表はされていません。
もしマーティン・ローズが後任となれば、彼女はどんなコレクションを生み出すのか楽しみですね。
□まとめ
今回はルイ・ヴィトンの歴史から現在のデザイナーまでご紹介いたしました。
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