2022-08-30

ロイヤルオークとは?好まれる理由とともに解説!

ロイヤルオークとは、どのような腕時計なのでしょうか。
この記事では、ロイヤルオークが好まれる理由とともに解説します。
また、ロイヤルオークの中でも、様々なバリエーションがあるため、いくつかのモデルの特徴を解説していきます。

□オーデマ・ピゲのロイヤルオークとは?

まずは、オーデマ・ピゲとは何か、ロイヤルオークとはどのようなものかを解説します。

*オーデマ・ピゲとは?

オーデマ・ピゲとは、1875年に創業したスイスの時計メーカーです。
時計製造が盛んなスイスのジュウ渓谷で、ジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲが創業しました。
創業当時から複雑機構に長けており、今でも自社内ですべての工程を行っています。
今でこそたくさんのモデルが存在しますが、1951年まではすべての時計が一点ものでした。

*ロイヤルオークとは?

ロイヤルオークとは、オーデマ・ピゲの中でも代表的なモデルです。
1972年に、高級時計では初めて、ステンレススチールを用いた腕時計として登場しました。
メンズのスポーツウォッチとして登場しましたが、1976年にレディースモデルも発売されました。
メンズとレディースのデザインが同じものもあるため、ペアで使うことが可能です。

□ロイヤルオークが好まれる理由とは?

ロイヤルオークには、どのような特徴があるのでしょうか。
世界中のファンに好まれる理由を解説します。

*オクタゴンケースについて

まず、見た目でロイヤルオークだと分かる、八角形のケースが魅力的ですよね。
これはオクタゴンケースと呼ばれています。
また、ベゼル部分に埋め込まれた8つのネジは、中の防水パッキンにも到達しているため、高い防水機能があります。
これは特許として認められているため、ロイヤルオークだけの魅力と言えるでしょう。

*タペストリーについて

次に、文字盤の模様が特徴的です。
タペストリーと呼ばれ、正方形とその間の溝が美しい模様です。
この模様を生み出すために、伝統的な技法が使われています。
美しく繊細な文字盤は、見る人の心に影響を与えるでしょう。

*デザイナーについて

そして、ロイヤルオークのデザイナーは、あの有名なジェラルド・ジェンタ氏であることです。
彼は、パテック・フィリップのノーチラスやアクアノートのデザインも手掛けており、天才デザイナーとして世界的に認められた人物です。
ロイヤルオークのオクタゴンケースは、潜水ヘルメットから着想を得たと言われています。
また、裏蓋がスケルトンバックであることも、腕時計好きにはたまりませんよね。

□ロイヤルオークのモデルを解説します!

ロイヤルオークには、幅広いバリエーションがあります。
ここでは、それらのモデルの特徴や魅力を解説していきます。
買取や購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

1つ目は、基幹モデルのロイヤルオークです。
15300STは、2005年から2012年まで製造された定番モデルです。
15400STは、2012年から現在までずっと、人気モデルとして君臨しています。
15500STは、2019年から製造され、日付の配置やインデックスの太さが少しだけ変わりました。

2つ目は、クロノグラフです。
26331STは2017年から、26315STは2019年から製造されています。
6時位置にスモールセコンドがあり、あまりケースに厚みがないため実用的です。

3つ目は、エクストラシンです。
1972年にロイヤルオークが誕生し、2012年に40周年を迎えたため、記念モデルとして発売されました。
15202ST.OO.1240ST.01は2012年から、15202IP.OO.1240IP.01は2018年から製造されています。
APロゴや、オーデマ・ピゲのロゴが印字されているのが、特徴的です。

4つ目は、オフショア クロノグラフです。
デザイナーは、若手デザイナーのエマニュエル・ギュエです。
ケースが分厚く、文字盤は存在感が強いため、ロイヤルオークの新境地と言えるデザインです。
26470STや26400IO は2017年から、26401ROは2011年から製造されています。

5つ目は、オフショア ダイバーです。
15710ST.OO.A002CA.02は、文字盤がシルバーでベルトはブラックラバーのため、他のモデルと比べてシンプルです。
現在生産をしていませんが、流通量は多いため、中古市場で人気を集めています。
また、これよりも前に製造されていた15703ST.OO.A002CA.01は、裏蓋がソリッドバックで、価格は比較的抑え目です。

6つ目は、デュアルタイムです。
2時位置に日付が、6時位置にセカンドタイムゾーンが、10時位置にパワーリザーブインジケーターが表示されています。
2006年に発売され、現在は生産していません。

7つ目は、ダブル バランスホイール オープンワークです。
スケルトン加工されているため、2010年に開発された特許機構がはっきりと見えることが特徴です。
希少価値が極めて高いモデルです。

□まとめ

今回は、オーデマ・ピゲのロイヤルオークとはどのようなものかを解説しました。
ロイヤルオークは、オクタゴンケースやタペストリーが魅力的です。
また、ロイヤルオークには、クロノグラフやエクストラシン、デュアルタイムなどがあります。
買取や購入を検討している方は、それらの特徴を押さえておきましょう。

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