ロレックス投資という言葉があるほど、ロレックスは投資対象として成り立っています。
しかし、この言葉になじみがない方にとっては、ロレックスと投資の結びつきが分かりにくいですよね。
そこで今回は、ロレックス投資が成り立っている理由をご紹介します。
また、ロレックス投資の失敗例や上手くいくコツもご紹介します。

□ロレックス投資が成り立っている理由とは？

なぜ、ロレックスが投資として成り立っているのでしょうか。
ロレックス投資が成り立っている理由は、ロレックスを購入したときと比較して、手放すときの価格が下がりにくい、または上がっていく傾向が強いためです。
それでは、なぜロレックスを手放すときの価格が下がりにくい、または上がっていく傾向が強いのでしょうか。
その理由を3つご紹介します。

1つ目の理由は、ロレックスが世界的に有名な腕時計であることです。
ファンは世界中にいるため、価値は急落しないでしょう。
人気なモデルであれば、品薄状態であることが多いです。
マラソンランナーと言われる、ロレックス購入のために1日で複数の店舗を訪れる人もいます。

2つ目の理由は、いつの時代にも求められるデザインであることです。
時代遅れに感じないデザインが多く、いつまでも愛されるデザインです。
そのため、価値が安定的になる特徴があります。

3つ目の理由は、モデルの生産期間が限られていることです。
生産がストップすると、それ以上は供給されません。
そのため、生産ストップしたモデルの価値は徐々に上がっていきます。
自然と、昔に生産がストップしたモデルほど、価値が高くなるのです。

□ロレックス投資の失敗例をご紹介！

ロレックスは投資として成り立つ腕時計ですが、時には失敗してしまうことがあります。
失敗してしまわないために、以下の4つの失敗例から事前に学んでおきましょう。

＊既に高価格なモデルであること

ロレックスは上記の3つの理由から、価格が上昇する傾向があります。
一方で、既に高価格なモデルは、それ以上価値が上がるのは期待しにくいでしょう。
また、高価格な分、想像より下がり幅が大きくなりやすいでしょう。

＊短期間で利益を上げようとすること

ロレックスは時間が経つにつれて価値が上昇してきます。
そのため、長期的な視点で投資した方が良いでしょう。
ロレックスの最近の流れにアンテナを張りつつ投資することがおすすすめです。

＊円安のときに購入すること

円安のときは、海外製品であるロレックスは高価です。
高価格なものほど為替相場の影響を受けやすいため、少しでも円高のときに購入する方がお得です。
そのため、購入時はまず、為替相場の動向をチェックしましょう。

＊ロレックスの種類の差を気にしないこと

1つのモデルにも、文字盤のデザインや、色、機能は様々ですよね。
それらの少しの差が、価値の差につながります。
ロレックスを購入するときは、「人気モデルだから」とひとくくりにせず、細かい差まで気にすることが大切です。

□ロレックス投資が上手くいくコツをご紹介！

ロレックス投資の失敗例の次に、今度はロレックス投資が上手くいくコツをご紹介します。
ロレックス投資をする際は、以下の4つのコツを押さえましょう。

1つ目は、生産がストップしたモデルに投資することです。
冒頭に、ロレックス投資が成り立っている理由として、モデルの生産期間が限られていることをご紹介しました。
その理由から、生産がストップした、または、しそうなモデルはどれかをチェックしておきましょう。
例えば、50万円の腕時計が、20年後に400万円まで跳ね上がったモデルがあります。

2つ目は、世の中にあまり出回っていないモデルに投資することです。
流通量が少なければ希少であるため、価値も上がります。
いくら人気モデルでも、エクスプローラーのように流通量が多ければ、価値はそこまで上がってきません。
投資をする際は、どのモデルがどれくらい流通しているのかの予想が大切です。

3つ目は、未使用のまま保管すると決めて投資することです。
一度以上使った中古の腕時計より、新品の方が価値はありますよね。
保護シールが付いていると、未使用であるとみなしてもらえます。
そのため、投資用と決めている場合は、保護シールをはがさないでおきましょう。

4つ目は、付属品を揃えておくことを忘れずに投資することです。
シリアル番号が書いてある箱や、ギャランティカードはなくさず取っておきましょう。
きちんと揃っていることが、買取金額に影響を与えます。
特に、生産がストップしたモデルには、付属品が大きな影響を与えるでしょう。

□まとめ

ロレックスは、世界的に有名であり、いつの時代にも求められるデザインが施されており、モデルの生産期間が限られているため成り立っています。
また、ロレックスは、生産がストップしていたり流通量が少ないモデルに投資したり、未使用のままで残しておいたり、付属品を揃えておいたりすると良いでしょう。