革の色移りの落とし方は？色移りの原因についても解説！

こんにちは
かんてい局名古屋錦三丁目店
かんてい局名古屋緑店の
ブログを閲覧頂きありがとうございます。

「革の色移りを防ぐ方法について知りたい」
「革の色移りの落し方や色移りの原因について知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。

色移りはできるだけ防ぎたいですし、もし起こってしまった場合には適切に対処したいですよね。
今回は、上記の疑問を解決する情報をお届けします。

□デニムの色が革に移らないようにする方法について

まずは、事前にできることについて解説します。
よくある例として、デニムの色が革に移ってしまったというものがあります。
ご経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのため、このケースを未然に防ぐ方法をご紹介します。

1つ目は、塩とお酢で色止めすることです。
塩とお酢で色移りを防止できるなんて、びっくりですよね。
皆さんのキッチンにあるであろう塩とお酢で、デニムの色移りを防げることをご存じでしたでしょうか。

具体的な方法は以下の通りです。
まず、洗面台で濃いめの塩水を作って起き、デニムを一晩浸けます。
次に、お酢を大さじ1加え、さらに1時間浸しておきます。
最後に、手洗いで洗い流して干します。

この手順で塩とお酢をデニムに染み込ませることで、予防できます。
一体なぜ、このような方法で防げるのでしょうか。
デニムには油分が含まれており、洗濯時にアルカリ性の洗剤を使用することによって色が落ちやすくなったり移りやすくなったりするのです。

そこで、洗濯前に酸性の成分を浸み込ませることで中和させるのです。
これによって、色落ちしにくくなりますし、塩によって繊維と染色の結束力が高まります。
身近なもので効果を得られるのは嬉しいですよね。
ぜひ実践してみてくださいね。

2つ目は、防水スプレーを使用して色止めすることです。
この方法は定番なのではないでしょうか。

汗や雨によってデニムが濡れると、色移りしやすくなります。
そのため、あらかじめ防水スプレーを使用しておくことがおすすめです。
濡れることが原因なのであれば、濡れないようにしておけば安心ですよね。

以上が、事前にできることについてでした。

ここまで、未然に防ぐ方法について解説しました。
理解が深まったのではないでしょうか。
しかし、色移りしてしまったという場合もあるでしょう。
そこで続いては、対処法について解説します。

1つ目に、革から服に色移りが起こった場合です。
この場合は、できるだけ早く選択しましょう。
ご自宅で洗濯可能なのであれば、熱めのお湯に浸しましょう。
そして、洗剤で洗うか漂白剤につけこめば色が目立たなくなります。

それでも落ちない場合には、クリーニングに出すことをおすすめします。
できるだけ早く対応することを心掛けましょう。
放置してしまうと、落とせたはずの汚れも落とせなくなってしまいます。

2つ目に、服から革に色移りが起こった場合です。
この場合は少し厄介かもしれません。

服であれば丸洗いができますが、革の場合、丸洗いはできませんよね。
革用の石鹸などが市販でありますが、初心者が行うのは危険です。
硬化や色むらのリスクが高いです。
消しゴムを使ったり水拭きを行ったりしても汚れが落ちない場合には、クリーニング専門店へ相談することをおすすめします。

このとき、強くこすってしまうとむしろ革を傷めてしまいます。
そのため、自己流で無理に色を落とそうとすることは危険です。
革を優しく扱うことを忘れないようにしましょう。

革製品を長く使用していれば、多くのハプニングが起こるでしょう。
色移りもそのひとつです。
適切な対処法で大きな色移りは防ぎながらも、使い込んでいきたいものです。
ハプニングが起こった際には、プロを頼ってみましょう。

以上が、対処法についてでした。

ここまで、事前にできることと対処法についてご紹介してきましたが、一番おすすめなのは原因について知っておくことです。
原因を知っていれば、色移りを日頃から回避できるでしょう。

原因は主に2つです。
1つ目は、湿度や水分です。
2つ目は、摩擦です。

皆さんは、雨の日でも革製品を使用しているでしょうか。
大事にしている革製品なのであれば、雨の日の使用は避けた方が良いでしょう。
洋服もしくは革製品のどちらか一方が濡れた状態で摩擦が生じてしまうと、それだけで色移りが起こってしまうのです。

なぜ、水分によって色移りが起こってしまうのでしょうか。
それは、革製品に使用される塗料が水に溶けやすいという性質であるからです。
そのため、雨だけでなく湿度にも注意が必要です。
梅雨の時期などは特に、気を付けて使用しましょう。

以上が、原因についてでした。

今回は、革の色移りについて知りたい方に向けて、事前にできることと落とし方について、また、原因について解説しました。
当初の疑問が解決されたのではないでしょうか。
今回の情報を活用し、対策を実践しましょう。
ご不明点がありましたらいつでも当店へご相談ください。

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